長年望んでいた「自由な働き方」を手に入れたはずなのに、
なぜか心がざわつく。

時間も場所も自由になり、
誰かの顔色を伺う必要もなくなったのに、
ふとした瞬間に「本当にこれでいいのだろうか?」
と猛烈な不安に襲われる。

そして、
SNSで自分らしく活躍している起業家や
お手本となるような人を見ては、安心したくて答えを探してしまう……。

実はこれ、
私自身も過去に何度も経験してきたことですが、
1,300件以上の財務相談に乗る中でも、
事業が次のステージへ飛躍する直前の
経営者が必ずと言っていいほど直面する「脳とマインドのカラクリ」です
。

「願いが叶ったのに、なぜか不安になる」

その時、私たちの潜在意識と脳の中で一体何が起きているのでしょうか。

1. 不安の正体は、脳の防衛本能「ホメオスタシス(現状維持メカニズム)」

かつて私も、
石井裕之氏の『ダイナマイトモチベーション6か月プログラム』で
潜意識の書き換えを必死に学び、
苫米地英人氏の著書で脳科学や認知科学の仕組みを
貪るように読み漁っていた時期がありました。

そこで知った強烈な事実があります。

人の脳には「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」
という強力なシステムが備わっています。
どれだけ「理想の未来」を望んでいても、脳にとっては
「使い慣れた過去の記憶や環境(たとえ不満があっても)」=「安全」と判定され、
「新しく手に入れた理想の環境」=「未知の危険ゾーン」と判定されてしまうのです。

つまり、
願いが叶った瞬間に襲ってくる不安や葛藤は、
あなたが間違った方向に進んでいるからではなく、
潜在意識の仕組みなのです。

脳が「これ以上、未知の安全圏外へ進むな!」と、
過去の慣れ親しんだ状態に引き戻そうとして
踏んでいる正常なブレーキ(現状維持メカニズム)なのです。

2. 「自信」は不要。感情の揺れをただ受容する

「もっと確固たる自信がついたら、不安は消えるはずだ」
「確信を持てるようになってから、次の提案やビジネスを広げよう」
多くの方がそう考えて立ち止まってしまいます。

ですが、
Happyちゃんの発信や感情のプロセスに救われながら
自分自身の心と向き合ってきた経験、
そして1,300件の現場を見て確信したことがあります。

人間である以上、
生きている限り「不安」や「恐れ」という感情の揺れを
ゼロにすることはできません
。
そして何より、
「自信がないと行動してはいけない」なんていうルールや主張は、
どこにも存在しない
ということです
。

お客様や経営者様が求めているのは、
こちらの主観的な「自信」という感情ではなく
、
「自分の課題がどう解決するのか」という客観的な事実(事例)だけです
。

それなのに、
人間の仕組みとして「不安」な感情に襲われるので、
そんな時はこんな風に対応してみたらどうでしょう。

「来た来た!!!!
今、私は新しいステージに入ったから脳が防衛反応を起こしているんだな」
と、湧き上がってきた不安を無理に消そうとせず、
ただただ「事実」としてそのまま受け止めてあげるのです。

「自信のあるフリ」で取り繕う必要はありません。
大切なのは、無理に感情をコントロールすることではなく、
自分の「マインドの前提のズレ」を正しく見つめ直すことです
。

3. 自分の人生のお手本は、自分でつくるしかない

どれだけ誰かのSNSを見て答えを探しても、
誰かの生き方を真似しても、
あなたの人生の「お手本」は最終的に自分でつくっていくしかありません。

「売上や成果はあるのに、なぜか手元にお金や安心感が残らない」
「理想の働き方を叶えたいのに、無意識にブレーキを踏んでしまう」
もしそう感じているなら、
それはあなたの知識不足や努力不足ではなく、
お金の仕組みと潜在意識の「前提のズレ」が原因です
。

まずは3分、ご自身がどのタイプでブレーキを踏んでいるのか、
客観的なデータとしてチェックしてみませんか?

ノウハウを詰め込むのを一度とめて、
自分の「前提のズレ」に気づくだけで、
事業のブレーキはスッと外れていきます。

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ABOUT ME
柴田秀香
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー。会社の現場をみてきた16年。選択制DC、助成金、退職金制度、就業規則、法人保険など、会社のお金の流れの「部分」に関わってきましたが、社長のお困り事を「部分」ではなく「全体」でみる財務を学び直し中。その学びを、日記のように綴っています。他人だからこそ話せることもあるのでは?社長のお困りごと、お聞かせください。
お金に愛される体質になる!