私は保険営業マンでもありますが、
予算がない家庭では保険よりも貯蓄が優先です。
「え?貯金がないから保険で守ってもらうのでは?」
と聞かれますが、いえいえ、そうではありません。
「保険は、お金の代わりではないのです」

ええっと、ここで問題です。
「お金(貯金)」と「保険」の大きく異なるところを
小学3年生にわかりやすくお話できるでしょうか・・・?

実は「保険」は、お金の代わりではなくて、
保険は保障給付、ひらたくいうと、
「不公平かもしれないことが起きた時に」
国(または大きな団体・会社)から給付されるもの、が保険です。

そして、
皆様の周りで「保険」といったらどんなものがあるかというと
・医療保険
・がん保険
・死亡保険(生命保険)
・個人年金保険
・火災保険
・自動車保険

・社会保険
・労働保険
・国民年金保険
・厚生年金保険

などなど、、がありますが、
すべての仕組みが名の通り「保険」です。

日本では
国民の誰もが健康で文化的な最低限度の生活を営む権利がある
と憲法で保障されています。
その手段として「国民皆保険」の制度があります。
皆様がもっていらっしゃる「健康保険証」ですね。

この健康保険証ですが、「ただ」ではありません。
「保険料」を支払っています。
え?誰が?→ご承知の通り
ご主人様の扶養にはいられている奥様なら
ご主人様のお給料から会社が「(日本だから特別に)差し引いて払って」います。
※諸外国は自分で「税金として」国に払っています。

ということで、
病気やケガをして病院にかかったら、
この「健康保険証」をみせて、
そう、医療費用の7割引!のお金を払えばいいですね。
7割分のお金は、毎月、ご主人様の給与からひかれたお金のかたまりです。
これが、「日本のすごい・素晴らしい」保険、の仕組みですね。

日本人はとても真面目な人が多いと
コロナ禍の諸外国と比して感じることでありますが、
私も幼い時から「人に迷惑をかけてはいけない」と育てられました。
なので、
もし、自分が病気になって働けなくなった時に
◎治療費は健康保険証で7割引きになるけれど
◎働けないから給料が下がるから家族に迷惑をかけるから・・・
→医療保険(入院したら1万円×○日、手術したら○万円)に入ろう。
ということなんだと思います。

実際、私も医療保険に加入していますが、
毎月の保険料4000円の支出がなければいいのになあと思います。
でも、私が10日入院したら5000円×10日=5万円、ん?
5万円の保険給付を得るために???4000円を月々払っている??

ということを考えると、
貯金があってその貯金を万一の時に使える人は、
医療保険はさほど要らないと思います。
では貯金がない人は??
いえいえ4000円を毎月貯金したら・・・4000円×12=48000円
になりますから、
保険料を払う分を先に貯金した方がいい!
私はそう思っております。

ですから、
貯金のできない世帯では
「まず貯金の仕組みを考えましょう!」とご提案します。
保険がお金の代わりにならないから・・であり、
病気けがに「いつなるか、ならないか」わからないからです。

保険営業マンでありながら、
この話をテキストにするのに12年も、かかりましたが、
お金の真実を見つめれば見つめるほど、「お金の正しい世界」がみえてきます。

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ABOUT ME
柴田秀香
社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー。会社の現場をみてきた16年。選択制DC、助成金、退職金制度、就業規則、法人保険など、会社のお金の流れの「部分」に関わってきましたが、社長のお困り事を「部分」ではなく「全体」でみる財務を学び直し中。その学びを、日記のように綴っています。他人だからこそ話せることもあるのでは?社長のお困りごと、お聞かせください。
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