ネタコをおこせ♪今回は、ポッドキャストの第14回の様子をブログに綴っていきます。
テーマは「人体実験♪役所の対応にイライラする、の巻き。」です。
前回は自分を「承認してあげる」ことについて話してきました。今回も関連した話で、イライラしている感情を認める話です。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
もくじ
イライラがヒントになることもある
私はイライラするという感情がヒントになることがあります。
イラっとしたときの気分をじっと見つめるという練習を昔からしています。
イラッとする時は、まず「イライラしてること」自体が嫌になります。私は役所の仕事が多いのですが、申し訳ないことに、役所の方の対応にイライラしてしまうことがあります。
そして、そのイライラしている自分を見るのも嫌なんです。どうしても私がイライラしていると、客観的に見て、自分が悪い人間に見えてしまいます。イライラを我慢するのも気分が悪いです、つまりダブルパンチですね。
でも「イライラしてもいいよ」と自分にハンコを押し続けてきました。
しかし、ある日「あれ?」と思いました。
デパートに行った際は、イライラすることがないのです。
当然ながら、役所の方は接客が本職ではないですし、多少なりとも違うものはあるはずです。
それにしても、私はデパートが大好きで、とにかくどこに居ても楽しいんです。
なぜなのか掘り下げてみたところ、気づきました。
「私を丁寧に扱ってちょうだい」
私のネタコは「私を丁寧に扱ってちょうだい」って言っているのだな、と。
役所の仕事は、私を丁寧に扱うことではなく、やるべきことをきっちりやることです。接客については、あまり要求される水準が高くありません。
もちろん、できることならば丁寧に対応して欲しいですが、義務ではありません。
また、役所は「特別扱い」もできません。「相手に応じて」「優しくゆっくり、そして丁寧に」なんてできないのです。
淡々と仕事をしなければならないのが役所です。
デパートはその反対で、一人ひとりに対してしっかり話を聞いてくれます。小銭を出す際も「お待ちしますよ」と言ってくれますし、「〇〇カードがあればポイントをつけますよ」暑い日は「保冷剤を入れましょうか?」なども提案してくれます。
私の「丁寧に扱ってください」という願いを叶えてくれます。
一方、役所ではネタコが「自分で自分を丁寧に扱いなさい」と言ってくれます。
役所でイライラすることが起こるということは「あなたはあなたを丁寧に扱っていないんだよ」と気づかせてくれるんです。
よくよくネタコと対峙してみると「自分こそ、ネタコを大切にしていないんじゃないか?」と思うのです。
「自分は今何がしたいのか」をなんでも聞いてあげること、周りの人に影響されっぱなしではなく「自分の中での本音を聞いてあげていますか?」というサインだと気づいたのです。
イラっとしたときはチャンス?
イラっとしたときは、もしかしたらチャンスなのかもしれないですね。
「気づきなさいよ」というチャンスなのかもしれません。そこで気づいて、自分の本当の思いを聞いて、「承認のハンコを押す」ということが大事だと思います。
わざとアナログ的なものを使って、「自分の意識に見えるように押す」ことが大切です。
実は、今日も役所の方とのやりとりでイライラすることがありました。
しかし、家に帰ってからは、自分と対峙する時間を作ることにしています。
そして、これからは自分と対峙する時間を「あとで」設けるのではなく、できるだけその場で瞬時にハンコを押せるようになれば、自分の行動も変わってくると思っています。
「感情とは自分じゃない」ということなんです。
イライラしたのは、自分ではないのです。
不安な、イライラしているネガティブな感情、これは本当の私ではないのです。
これは「ネタコを理解するためのサイン」だと思っています。
このサインに気づくことで、自分自身も幸せに近づけていると、私は今実感しています。
イライラするのはチャンスです。
「自分は悪い子」と見えてしまうかもしれませんが、「それは本当の私じゃない」ということもわかるようになってきます。
マイナスに触れた時こそ敏感になろう
自分の感情、特にマイナスなものに触れた時に、少し敏感になるということが大事と言えます。
その場であの気付かなくても、一日を振り返ったときに「今日は何かイライラしたかな」「何か嫌なことがあったかな」振り返って、「何にモヤっとしたんだろう」「どこにイラッとしたんだろう」と繰り返すことこそ、まさに人体実験です。
自分で実験することを積み重ねていくことで、その場で対応できるようになっていくのが理想ですね。
私が最近気づいたことは、イライラする自分を責める人が非常に多いということです。
「あそこで怒っちゃった」「またイライラしちゃった」「私って小さいな」と自分を責めてる人、無意識でも意識していても、責めてる人が多いと私は思っています。
自分を責めることから離れることで、視点を変えてみることで、自分に自信が持てるようになるし、楽しくなるし、イライラしたことに対しても悪く捉えなくなるはずです。
ただ、自分が自分に「もっと丁寧に扱ってね」と言っているだけであると捉えるようになれば、きっと皆が幸せになると思います。
相手が悪いわけでも、イライラする自分が悪いわけでもなく、「自分のネタコが自分に語りかけているだけ」だと思えば、誰も不幸になりませんからね。
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今回は、第14回目のポッドキャストの内容をお送りしました。
このエピソードを音声でお聞きになりたいかたは、
ぜひこちらからご視聴ください。
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