みなさま、こんにちは。
社会保険労務士の秀香です。
先日「○○保険は要らない!」という
noteを更新させていただきましたが
読んでいただけたでしょうか?
※同ブログにも同じ記事がアップされています
https://note.com/futurecreate2023/n/n7bfff62bfb49
そこで○○保険は不要かも?なんてお話をしたのですが
今回はその「保険」について
もう少し深堀してみたいと思います。
もくじ
人生100歳時代の到来
人生100年時代と言われて久しいですね。
予測されている2023年の平均寿命は
全体で84.45歳だと言われています。
(男性82歳、女性88歳)
さらに、内閣府が発表しているデータでは、
令和47年には女性の平均寿命が90歳を超えると
試算されているようです。
驚愕ですね・・・👀
参考資料↓
1 高齢化の現状と将来像|令和4年版高齢社会白書(全体版) – 内閣府www8.cao.go.jp
平均寿命ってそもそも何なの?
むむむ?
では、この平均寿命とは一体なんなのでしょうか?
ここを勘違いされている方も多いのですが、
「その年に亡くなった方の平均年齢」ということではないんです!
実は、平均寿命とは
「オギャーと生まれた赤ちゃんが
あと何年生きられるかという期待値」のことを言います。
つまり、これから医療技術が高度化し
公衆衛生学が益々進むことを考えれば、
平均寿命が延伸することは間違いないだろう
ということが示唆されているのです。
だから「人生100年時代」といった表現が
生まれてくるわけですね。
仮に、仕事人生が65歳(定年)とするならば、
軽く20年以上も生きていかなければならない・・・。
なんなら、30年近い生活も
想定しておかなければならないのです・・・。
ちょっと気が遠くなりそうですね・・・Σ(゚∀゚ノ)
保険料の負担を少なく、保険金は大きく
だからこそ、なるべく早いうちから
お金に働いてもらう必要があるわけですが・・
その選択肢のひとつとして
「保険」を選ぶ方もいるでしょう。
では、この人生100年時代において
私たちは「保険」と
どのように向き合っていけばよいのでしょうか。
先日の記事でもお伝えしましたが、
日本人の多くが加入している保険は、
「お金が減るかもしれない予測不可能な事故にだけ」に焦点をあてて
お金の流れを食い止める、もしくは減少を緩やかにする、
といった性質のものがほとんどです。
先日、71歳のお客様で
入院保険の「掛け捨て」ではないのが欲しい
と連絡がありました。
そこで、お客様のご要望される、
「掛け捨てではない」入院保険をお示ししました。
当然のことですが、
保険料を掛け捨ての保険料と同じくらいにすれば、
給付の条件が小さくなります。
つまり、入院した時に受け取れる額が
「がくんと減る」わけです。
一方、入院した際の
手厚い保証を求めれば
保険料が「ばきゅーんと増え」ます。
膨らみがちな保険料、どうしたらいい?
保険料を少しでも抑えたい、
でも高齢になればなるほど入院のリスクは増加するし・・
一体どうしたら??
そう思う方は多いことでしょう。
私たちは保険を選ぶとき、
どうしても保険料に焦点をあてがちです。
しかし、その目的は「保険料」という
「予算額」ではないはず。
本当は、保険料という「お金」を
「最大限活かす」ことが目的ではありませんか?
人は誰もが最期は亡くなってしまうので、
自分は使えないかもしれないけれど、
毎月8000円ずつ保険会社に「支払って」
亡くなった時には200万円の死亡保険を
「家族」に受け取ってもらうことを
想定されている方は少なくないはずです。
また、死亡する前に、
残念ながら三大疾病にかかってしまい入院した時は、
死亡保険はなくなってしまうけれど200万円の保険をもらって、
100万円を死後整理金として貯金で残し、100万円を治療に使う。
その後の毎月の8000円の保険料は支払わなくてよい。
このように考えることができたなら、
掛け捨てではない保険も
有効な使い道となるでしょう。
え、だって、毎月8000円も払うんでしょ?
30年も払い続けたら、
8000円×360月(30年)で、288万円だから、
貯金の方が「得」じゃない!?
と考える方は、、、、
もちろん貯金をするのもひとつの手です。
お金に振り回されないで生きるためには、
その場だけの計算(損得勘定)で回答を出すのではなく
それぞれのメリットデメリットや目的に合わせた
お金の使い方、振り分け方をすることが大切です!
それが「お金の価値を活かす」方法だと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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