お金の教養

【お金の教養】家を買う、賃貸に住まうの話

お金の相談の中で、住宅相談も多いのですが、
その実態は、
「家を買う」「賃貸に住まう」
ことの「損得」のアドバイスを求められること、であります。
「損得」でいえば、軍配は圧倒的に「賃貸に住まう」です。
なぜなら、時間もお金であり、時間も人生であり、
環境も人生そのものである、と考えた場合、
仕事や家族の状況その他を考えながら

柔軟に住まうことができるのが賃貸

だからです。

また、
私は阪神大震災経験から直観する
「住宅ローン」と「家購入」が全く同じ意味であって、
住宅ローンを払い終わった後に手に入るのが
新築から35年経過した「家」であるという事実。

地震国家に住まう私たちが経済的に「も」
「地震保険」と「貯蓄」だけでは自分の家を守れないという事実。

この二つの事実が、私に真っすぐに語り掛けること、
それは、
住宅とは夢であり、
「損得」で考えるものではないということ。
さらには、
不動産を「投資」ととらえるには
あまりにも住宅ローンが長すぎるということ。

5年や10年、ぎりぎり15年(生まれた子供が高校生になるころ)
で終わるものであれば、なんとか、リスク回避もしながら
「不動産」投資も考えることができるかもしれません。
しかし、しかしです。
35年先の経済を、いったいだれが想定できるのでしょう。
その昔、
日本経済新聞の新春記事のコーナーでは
名だたる経済学者たちが「今年の経済予測」として記事を投稿していましたが
意地が悪いわたくしはいつもこう思っていたのでした。

15名ほどの名学者、著名アナリスト、著名経済評論家、、、たち、
誰一人として同じことを言う人がいない。
そして、
1年後にその記事を見返して、「当たった」人は皆無だなと。

つまり、
プロ中のプロがたった1年の予測すら、まともに真正度が図れないのに、
どうして我々が35年ローンを組む時に経済上の「損得」が図れるのか。
→まったくはかれません!無理です。
え?ではワタクシは住宅を持つことを忌み嫌っているかというと
その逆であります。
庭があって平屋の家が欲しいと思っています。
長い休みには孫たちが遊び、
週末には音楽仲間が飲みに来る、そんな家です。
私はハードロックが大好きなので、
少々アンプで大きな音を出してもご近所迷惑にならない土地で♪
温暖な気候で、
自然に囲まれながら豊かに暮らす夢。
そんな住宅に巡り合いたいと長年思っているのです。
つまり、
「家」は、夢を語れる「ブツ」です。
「損得」ではかれる「経済」とはかけ離れたブツ、
なのです。

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柴田秀香
幸運の蒼い月をあなたに~Blue Moon Services~ ★★ お金と心(マインド)双方から改善のお手伝いをしています。 ★★ 会社のお金・社長のお金・個人のお金 コストがかからず、価値が増す方法をご提案します。 ★★ 「社会保険のスリム化」 「お金の働かせ方」 「全世界共通のねんきんの作り方」→→ 詳細ページをご覧くださいませ。 ★★ ファイナンシャルプランナー / 社会保険労務士 柴田秀香
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