ネタコをおこせ♪今回は、ポッドキャストの第13回の様子をブログに綴っていきます。
テーマは「人体実験♪~自分だけは自分を傷つけないこと~」です。
今日は前回の「自分を丁寧に扱いなさい」という話の続きです。自分を丁寧に扱っていないからこそ、「ネタコ」が出てきてしまったと話しましたね。
では、ネタコをなだめるにはどうしたら良いのか、その方法についてご紹介していきます。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
もくじ
「承認ハンコ」を作った
まず私は、実験していることを思い出すために、「承認」と書かれたハンコを作りました。自分がネタコに気づけた時に、書き起こして、「承認」と押してあげるのです。
私はネガティブな思いが生まれた時に「自分はどうして欲しかったのかな?」つまり、ネタコを探す旅に出ています。そのネタコをなだめられたら、自分を幸せにできると考えています。
しかし、やり方が間違っていたら、また同じようなことが起こってしまいます。では、ネタコの扱い方はどうしたら良いのでしょうか?
私は癖で「私も悪かったから」と思ってしまいます。
例えば、前回の話なら、「相手が自分を相手にしてくれないこと」でネタコが出てきてしまいました。
そこで私は「自分も相手に何か嫌な思いをさせてしまったから、相手が嫌な行動をしたのかもしれない」と自分にも非があると思ってしまいます。でも、その前に「自分はどうして欲しかったのか?」ということを認めてあげないと、丁寧に扱ったことにはならないと思ったのです。
自分がどうして欲しかったのか、落ち着いて考えれば、答えはあるはずです。しかし「自分も悪かったから…」と解決を急ぐ癖が、私にはありました。
そこで「せめて自分だけでも、何をして欲しかったのか認めてあげれば良いのでは?」と思いました。
自分を裁かない
自分を裁かないで、自分がどうして欲しかったかを理解するために、自分との対話を繰り返しました。
そして、自分は「ちゃんと丁寧に扱って欲しかったんだ」とわかりました。
一つひとつ考えると、何かが起きた時に「自分はこうして欲しかった」「自分を認めて欲しかった」「目線を向けて欲しかった」「にっこり笑って欲しかった」「謝って欲しかった」など、絶対に何かあるはずなんです。
「自分はこういう風にしてほしかったんだ」ということを自分で自分に言ってあげて、この承認の把握をしました。
きちんと文字で起こして、視覚としてまず情報を入れます。これにより、目に見える形として「承認」という事実が入ってきます。心で思うだけだと抜け落ちてしまいそうですが、脳に一回「映像」として残ることが大切です。
つまり、「他の私」が承認をします。もう一人の自分が「いいんだよ」と承認していくれていることが重要なのです。
実際にどうあるか、心の中は自由です。
もう一人の自分が「感情を抑え込まなくて良いよ」と承認し、枷を外してあげることが大切だと思っています。
「心で思うこと」は自由である
非常に難しい作業ですが、本当に大切なんです。ずっと「自分も悪かったから」というのは、自分で思い込んでいるだけかもしれません。
極論「この人は最低だ」と思うことも自由です。
この前の美しい方に対して、私は「この人は他人をこんな風にしか扱えなくて気の毒だな」と憐れみました。
「その事実」すら許すこと。自分の弱い部分や隠したい部分を必死に隠そうとしているのが、「気の毒だな」と思ったのです。
それも自分で許すこと。
言語化するととんでもない話なんですが、自分が「そう感じた」ことを自分が認めてあげる、受け入れる、つまり「何を思っても良いよ」と言ってあげる。
多くの人が「心は自由だ」と言う理由は、「心は自分しか認めてあげられない」からだと思っています。
社会的な制約なども多くありますが、一旦置いておいて、とにかく心の中は自由、何を思っても、どう感じても自由で、「感じている自分」をまず分かってあげる。
これがまた一つの道になっていくのです。
こう解釈すると、心がざわつかなくなります。
もし同じような人が現れても、「自分がそう感じているだけ」と思えるようになります「人は人だから」と思えますし、自分は絶対に自分を侵食しないので、心が揺らがなくなります。辛く、震えたりドキドキしてしまったりすることがなくなるのです。
極論、遠くに居る誰かが傷つけられても、私たちに危害が及ぶことはありません。ある意味「全然関係ないよね」と思うことも重要だと思います。
でも、これは自分のことを認めていないとできないものです。人間という生き物は、何歳になっても、ずっと感情があるものだからです。
私が「感じていること」を承認してあげる
大切なのは「周りの事象によって自分の芯が揺らぐことが無くなる」ことです。「こう考えてはいけない」「こう感じちゃった」ではなく、「あ、私は今こう感じているんだな、はい、承認」と認めてあげたほうがずっと楽だと思います。
ネタコが起きても、あやしてあげる。
また、「もう一人の自分」を設けることができれば、安心することもできます。社会人だから、苦手な人に対して「あなた嫌い!」と思っていても、実際に言うことはありません。
しかし、心ではどうしても反応はしてしまいます。
それを封じ込めてしまうことが、心の不安定に繋がります。ちゃんと「嫌いだよね」と認めてあげることが大切です。また、嫌いな部分を考えることも良いでしょう。
意外と、自分の悪いところと同じだったりします。
もう一人の自分を設けて、負の感情もひっくるめて肯定してあげることで、自分と対話し、自分の良くない部分を見つめ直すことにもつながるかもしれません。
ー-------
今回は、第13回目のポッドキャストの内容をお送りしました。
このエピソードを音声でお聞きになりたいかたは、
ぜひこちらからご視聴ください。
感想もお待ちしております。