003.人体実験♪~ワクワクすることにお金を使う~ – ネタコをおこせ♪
ネタコをおこせ♪今回はポッドキャストの第三回の様子をブログに綴っていきます。テーマは「ワクワクすることにお金を使う」です。お金をついつい無駄遣いしてしまいがち、幸せの法則にがんじがらめにされている、なんて方にも必見のエピソードです。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
〇秀香、リーマンショックで職を失う
秀香)皆様こんにちは、秀香です。
水野)はい、そしてインタビュアーの水野由紀です。
秀香さん、3回目の収録となりました。よろしくお願いします。
秀香)よろしくお願いします。
水野)ネタコをおこせは、秀香さんの実験を皆さんにお伝えしていく番組になっていますが、前回は秀香さんの辛い会議の中で一生懸命ワープ妄想していたんだけれども、やっぱり完璧ではなかったという話を伺ってきました。その経験を経て、次に秀香さんが実践したことをこの回でお伺いして行くんですが、どんなチャレンジをされましたか?
秀香)実は、会議がつらいと思っていた時期よりも、もっとつらいことが起こってしまうんです。
水野)次から次へと?
秀香)1日8時間の会議よりももっと辛いこと。それはリーマンショックで職を失って、それでようやく新しい仕事を紹介していただいて。外資系の保険会社で飛び込み営業を初めてやることになるわけです。
本当に月一回のマネージャー会議が懐かしいぐらいに「全然あんなの辛くなかった」っていうことが起きるわけですね。もう妄想すらできない。ワープも無理という感じになっちゃったんですね。
私が思ったのは、本当にただ幸せになりたいんだものと、自分の心が幸せになりたい、ということ。この段階ではですね、お金儲けしたら幸せになれる、っていうからくりにはまっていく時代なんですね。
どうやったら夢が叶うかとか、どうやったらお金が儲かるかとかですね。なんかいろんな情報を収集して、実践していくことをやるわけです。もうワープ妄想では太刀打ちできなくて夢をノートにいっぱい書いたり。皆さんも、ありますよね?
水野)ありますね。書いたほうが叶うとか言われますよね。
秀香)言いますよね。それからお月様が新月の時に書いたらいいとか、神社にお参りしなさいとか。あと、ありがとうを1日1000回、2000回言いなさいとか、おトイレをいつも掃除して神様にお祈りしなさいとかですね。
これもあれもそれもとよくいろんなことをやりました。ありがとう1000回なんて、カチャカチャっていうのを何といったのかしら?
水野)カウンターみたいな。
秀香)はい。カウンターも買いました
水野)やっぱり秀香さんは真面目ですね。
〇とにかく幸せになりたかった
秀香)真面目であり、とにかく幸せになりたい、なんでしょうかね。
水野)ひたむきさ?
秀香)自分で自分を幸せにしたいと思い込んでましたね。
あとこんなこともあったんですね。気分が高揚してワクワクするといいからと言われて、そうかと思って、百貨店に行ってほしいものを買うわけです。一瞬、気分がいいんですよ。百貨店はサービスもいいし。
水野)ここで買ったという、その達成感がありますよね。
秀香)ありますよね?本当に百貨店大好きだし、私。
水野)同じ化粧品でも百貨店で買ったほうが気分が良いという変な心がありますよね。
秀香)まさにその通りで、百貨店も回ったし、ホテルでお茶も飲むこともしました。一瞬の高揚感を得るために・・。目に見えるそのことは一瞬なわけですよね。気分も一瞬だけワクワクするんだけど、でもお財布を見ると確実にお金が減ってるわけです。
水野)あとカードとかね。
秀香)そう、引き落としが後からガーってきますよね。後悔しませんか?あんなに使っちゃった・・とかなるでしょう?私は幸せになりたいはずだった、お金がたくさんあれば幸せになれるはずだったのに、やってること逆じゃない?
水野)本当にそうですね。
秀香)これをすごくいっぱいやっちゃったんですね。
水野)でもわかる気がします。ちょっと良いところでご飯食べてみたりとか、インスタにあげてみたりとかね。その時はすごく満たされますよね。やったって思いますもの。
秀香)そう思いますよね。
水野)嬉しかった、美味しかったって。
秀香)それで写真を撮るじゃないですか。それを未来にまた見るわけですよね。何日か経ってそれを思い出すんだけど、そのときの瞬間の高揚感に比べたら、同じようには戻らないですよね。同じ気分の高揚になりますか?
水野)確かにそうですね。同じところまではいかないですね。いきませんし、よく考えると持続してないですもんね。
秀香)そうですよね、フラッシュメモリーみたいなね。
水野)パンッと思い出しますけれども、その日から今まではどうだったかって言われると続いていないですよね。
秀香)そこにまた気がついちゃうわけです、私。ありがとうを1日中ずっと言い続けることだって、百貨店に買い物に行くことだってやってるのに、自分の気分は悪くなっている。みんなはなんかワクワクして仕事がいっぱいうまくいって、恋人ができて何とかだってやってるのに、なぜなんだってすごく思うわけですよ。私の場合はなぜ違うの?って、こんな真面目にやってるのにって。
水野)秀香さんはもう常に真面目ですから、もう前向き。
〇ただ幸せになりたいだけなのに、やればやるほど気分が悪くなる
秀香)前向きだし、本当に幸せになりたかったんだと思うんです。でも、やればやるほど逆に気分が悪くなるんですよ。
水野)これもまた前回のワープ妄想と、同じ状況に入っているわけですよね。
秀香)同じなんです。ワープ妄想を頭の中でやっていたじゃないですか。だからお金も減らなかったし、あの勝手にやってればいいことだったんですよね。だけど、それじゃ太刀打ちできなくなって、今度は目に見えるものとか、カウンターで数を数えたり、百貨店に行ってものを買ったり、神社行ったり、時間を使ったりして・・。目に見えるものとか時間使うものお金使うものにすごい執着しだしたわけですよ。
水野)執着しがちなところですね。
秀香)そうですか?執着しがち?気持ちが同じなのかしら水野さんも。
水野)多分、これを聞いていらっしゃる方のなかにも「分かる」方は多いと思います。神頼みと称して、たまにしか行かない神社にものすごくお願いしたりとか。
秀香)しますします。
水野)しますよね。私は御朱印帳を持ってあっちこっち回ってみました。
秀香)もしかしてされた方?
水野)そんなこともしたことがあります。
秀香)あらあらあら。
水野)あと「新月の日に何かを書くといい」とか。
秀香)おやおやおやおや、お仲間がここにも。
水野)あの完了形で書くといいんですよね。「したい」という願望じゃなくて。
秀香)そうなんです。
水野)「できた」と完了形で書くといいと言われると、私もやっちゃうタイプで、いろいろやってきましたが、確かに気持ちが持続していないですね。
秀香)そうなのよ。
水野)完璧じゃないのかもしれない。
秀香)そう。まだ何かが掴めていないんですよ。目に見えるものであっても、何かが掴めていない、とすっごく思うんです。
あとから気づく大発見があるんですけど、この当時は逆に不信になるわけですよ。色んなこと書いてるけど、「皆さん安心してね。みんなも幸せになってもらいたいの、だから私このことを発信するわ」ってリーダーの人たちが発信してくださってる感じね。「ありがとうを1日に1000回言うとこんなに幸せになった」って言ってらっしゃる。これは、やらされてるのかな?とかですね。
水野)言ってる人はいいけどみたいなね。やってる私はあんまりこうね、達成感もなくっていう。あるとき気づくわけですね。
秀香)そう、人間不信になりがちで。そんな自分も嫌な感じになって気分悪いんですよ。
〇目に見えるものは一瞬の効果しかなかった
水野)実際のところ、お仕事の方で何か成果は上がったりとかはなかったんですか?
秀香)もうめっちゃ飛び込み営業辛かったです。
水野)これやることによって、少しはこう緩和されるとか。
秀香)まったくなかったです。
水野)ワープ妄想の時も、その一瞬だけいいかもっていう時がありましたよね。
秀香)ありました。もう本当に楽しかった。
水野)そこからの気づきがあったんですが、今回のこの目に見えるものは、一時は本当に瞬時だったってことですね。
秀香)そうなんです。
水野)瞬発力?
秀香)かつお金も減る、時間も減る、パワーも減る、と良くないということに気づくんですね。
水野)かなり重症度が高くなってしまいますね。
秀香)重症度は高いですね。
水野)ちょっと大変な秀香さんに向かっていってしまうということなんですが、でもここからまた抜け出して行くんですか?
秀香)まあ。まだ途中ですけれどね。
水野)道半ばといったところではありますが、この実践の道を、秀香さんは「人体実験」って言われているのが、とても私は好きです。人体実験はまだまだ続いていくということで、この続きはちょっともったいぶって、また次回にしていきましょうかね。
秀香)はい、ありがとうございます。
今回は、第三回目のポッドキャストをお送りしました。このエピソードを音声でお聞きになりたいかたは、ぜひこちらからご視聴ください。ご感想もお待ちしております。