お金の「家族会議」
家計簿のブログでも書いたのですが、
私が最初に家計簿をつけたのは、
結婚したタイミングでした。
様々なご縁があってたどり着いた
羽仁もと子の「家計簿」でしたが、
いま思えば、仕組まれていたかも！？と思う出会いでした。
この家計簿を使いこなすために
羽仁もと子の本を、あれやこれや、読んでいましたが、
その中で、特にびっくりしたことに
「お金の家族会議」という項目がありました。
そこには、
小さな子どもたちと一緒に
両親が「家計の予算」
を毎月話し合う会議を推奨することが書いてありました。
親の収入をつまびらかにし、
今年度はこの予算をどう使うか、
家族で話し合って決める、というものでした。
そこには、
「住宅費・食費・水道光熱通信費・保険費」
はもちろんのこと、
「子どもたちのお小遣い」
「子どもたちの教育費」
「家族の旅行」
「住宅修繕の予算」
「家具家電などの設備費予算」
「マイカーの予算など」
がありました。
私はうなりました。
当時、共働きで社宅住まい、
子どもが産まれたばかりで
使い放題のお金まわりでしたから
「実現にはほど遠い家計簿」という印象で、
この「お金の使い方」の全体像すら、
イメージできませんでした。
その私が、
羽仁もと子の家計簿を使って
予算管理をして、
お金を貯めて「いける＝GOING」ことに気が付き、
夫が私の３倍の年収をもっているものの、
夫のお金は、家族のものなのだ！
という、ごく当たり前のことが、実感できるようになったのです。
結婚したら最初が肝心
結婚されてから、
保険の相談にこられる若いカップルにも、
「最初の話し合いが肝心」とお話することがあります。
結婚したら最初が肝心。
夫婦のお金は夫婦のもの。
夫のお金は家族のもの。
もちろん、妻のお金も家族のもの、
というの共有の考えがありますか？
お金は、家族のもの、で、
この、共通認識がなければ、
保険も投資も貯金も、計画が難しくなったりします。
子どもに最高の教育を与えたい妻、
夫は「公立」の学校がいいと考える。
妻は「夫がケチ」だと思い、
夫は「妻が無計画」だと考える。
割合によくある相談事例です。
私の場合は、
教育相談になる前に離婚してしまったので、
夫とお金のことで争った記憶はありません。
子どもを二人とも、
中学から私立に入れたとき、
決して豊かではなかったけれど、
たとえ全財産を子どもの教育のために無くしても
後悔しないと必死でしたから、
予算管理は甘くなってしまいました。
これはダメな事例です。
お父さんの稼ぎを
家族で話し合って分け合って使う。
譲り合って使う。
お父さんが新しいゴルフクラブが欲しいと思うが、
来年まで我慢しようと思う。
お母さんが、食器洗浄機が欲しいと予算立てするが、
家族の話し合いで協力体制を得たりする。
小学生の子だって
「いいよ、兄ちゃんの学校のお金がいるなら
お小遣い据え置きで我慢する」と発言したり、
中学生の子が
「お母さんのお手伝いをするから
お小遣いをあげてほしい」と説得したり、
こんな話し合いができたら、きっと素晴らしいと思います。
もっと究極な話をすれば、
お金に「も」働いてもらえることや、
お金を「守る」保障の計画を話し合ったり、
小さな子どもを含めた家族会議を行うことで、
「予算をたてて」
お金を大切に使い、お金に感謝して、
「お金を幸せのエネルギー」にかえる、
「お金を幸せの物質」にかえる、
ことを家族で実践、実感、体験していくことなのかも、
と考えています。
お金を使うときに、
とっても幸せな気持ちになれる
「招金香」というお守りも
お金を大切に循環させるグッズです。
私は個人的にこのお守りで、
お金が大好きになり、
お金を循環させるスピードが速くなったと感じています。
お金を信頼するには、予算立てを「継続」する。
家族と話し合って、お金を「幸せ」に使うよう努力する。
時間はかかるし、面倒だけれど、
大切なお金の話、もっと聞きたい方は
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