ネタコをおこせ♪今回は、ポッドキャストの第20回の様子をブログに綴っていきます。テーマは「020.人体実験♪叶えたいことを時間をかけてモノにする、の巻き」です。
人には「あれをやってみたかった」「これをやってみたかった」という思いや後悔がありますよね。もちろん私にもあります。
先日お話しした話題に関連していますが、40代の時に参加したセミナーで「夢を思い出しなさい」と言われました。
そこで「ミニスカートが履きたかった」ことを思い出しましたが、すぐには履けませんでした。イメージもできませんでした。
自分がミニスカートを履いているなんて…
「叶えたいことは、映像としてイメージすることが大切である」と色々な先生が言っていますが、私がミニスカートを履いている想像をしても、理想とかけ離れているので気分が悪くなり、イメージできませんでした。
しかし、私はしつこいので、自分を慣れさせて、先日やっとミニスカートを履いて出かけられたのです。叶えたい夢は「ミニスカートを履く」であると決めて、そのために何をすればいいか、実験しました。本当に長い時間がかかりましたが、この夢はぶれませんでした。
今回は、どのように私が夢を実現させたのか、その詳細をお伝えしていきます。
もくじ
簡単なことから始めた
私の場合、いきなりミニスカートを履くのは難しかったので、近しいことからチャレンジしました。まず最初に「サングラスをかけられる人ってかっこいいな」と思ったので、日常的にサングラスをかけることにチャレンジしました。
なかなか勇気が必要でしたが、あえてチャレンジしたのです。子育てをしていたので、子連れ+サングラスという、やや怪しい人になりましたが、続けるうちに慣れました。
その次にチャレンジしたのはベレー帽です。これも、同様に子育て中にチャレンジしました。最初はモヘアっぽいものから始め、革のベレー帽にもチャレンジしました。
そして次は、革ジャンです。私はロックミュージックが大好きな人なので、着てみたかったのです。最初はベージュっぽい、襟のない、ラム革の自然なものからはじめました。そして、今ではライダースの黒や白のものも着ています。
ここまでくるのに、20年かかりました。
その次はブーツでした。最初は短い黒いショートブーツです。テープですぐ脱ぎ着できるような。その次は紐ありを履くようになりました。そしてだんだん長くなり、今は編み上げの長いロングブーツを履くようになりました。
これもすごく時間がかかりました。
ブーツの丈を上げるのに、何年かかったことやら。
サングラスに至っては、慣れるまでに30年かかりました。当時なんて、今よりもサングラスをかけている人が少なかったですからね。
次はタイツです。網タイツを私は履くのですが、ストッキングのツルツル感が嫌いでした。
OLだったので肌色のものを履かなければならないので、網タイツを選びました。細かな編み方もありますし、大きなものからありますが、今やなんでも履けます。
ちなみにこれも、30年くらいかかりました。
念願のミニスカートにチャレンジ
そしていよいよ、ミニスカートのフェーズです。これも最初は革のものから、だんだん短くしていきました。ちなみに、今のミニスカートは買ってから履くまで1年かかりました。
これはアメリカで買ったものなのですが、向こうの人はサイズが大きい人も多く、体型を気にせずに、自分を貫いてカッコよく履いています。それに刺激されて買いましたが、いざ日本に帰ってみるとなかなか履けませんでした。
それで1年が経ち、ようやく履ける機会が訪れました。
周りを気にする気持ちを「外す」
一つひとつ、いきなり挑戦するのではなく、段階で取り組むことで、達成できたのです。
ネタコは履きたいと思っているのですから。自分をだんだん慣れさせていくことで、ネタコの声に応えました。いきなり始めてしまうと、周りの反発もすごいです。
特に母は「あなたそんな格好して行くの?」と言ってきました。でも「お母さん、私はもう50歳だから、好きな服を着させて」と言いました。これは今でも言われますけどね。
「こうあるべき」「これはちょっと…」という雑念、周りを気にする気持ちは、多くの人が年齢を重ねるごとに増える場合が多いです。それを外した方が自分もネタコも嬉しいはずですが、「外すタイミングやきっかけが無い」という人が多いと思います。
誰しも「こういうファッションが好き、こういう女優が好き」というのは「こんなふうになりたい」と思うから、好きなことが多い。「こんな風になれたら、自分に自信が芽生える、パワーがもらえる」と思うから、その人が好きな人も多いでしょう。
「この人に近づけたら、パワーがもらえる」ということをネタコが言っているんだと思います。だから近づいていいと思っています。
その人が好きな理由を掘り下げて行くのです。自分が好かれる要素は、何かしら自分と重なっているのです。その人に近づけば近づくほど自分が喜ぶと、ネタコが言っています。
見た目でも性格でも、その人に近づくことで自分が自信を持てるのです。ただの真似っこではなく、自分の奥底にある夢や思いに近づくこと、行動に起こすことが大切だと思います。
ネタコに耳を傾けると、自分に自信を持てて、パワーをもらえる
「行動に起こす」ことが肝心です。これは人によっては本当に時間がかかります。
私も、ミニスカートを履くまでに何年かかったことやら・・・・
自分が「こうなりたい」「近づきたい」のは、自分に自信が持てて、パワーがもらえるからです。いきなり「なりたい自分」を達成できる人もいますが、私のネタコは頑固だったので、時間がかかりました。
私は周りの雑音がよく聞こえてしまう人ですし、周りの目、特に母の目が気になる人でした。母に「いい子だね」と言われたい欲、いい子に見られたいという欲、つまり「本当じゃない自分」があったのだと思います。だから、時間がかかりました。
良い意味で「ふるいにかけられる」
私は士業をやっているので、指輪をいっぱいつけていると相手は手をよく見てきます。
やっぱり、相手は士業の人として見ているから、私の手に驚くのだと思います。
それで「やめよう」と思うのではなく、「これが私だから」と正直であることが大切だと思います。でも、今だから思えるだけで、それまでは「そうしちゃいけない」と制限をかけていました。指輪もピアスも外す、黒のスーツをきる、ハイヒールを履く、と決めていました。
でも、今では「やばい。指輪いっぱいつけて、失礼かな?」と思うことがなくなりました。
「相手に合わせて装え」と母は言います。
「場所と相手に合わせるのが装いだ」と。
でも、「士業だから」とかは関係ないと思っています。ある一線を越えなければ、私がどうあるか、中身がどうであるかを見てほしいと思っています。むしろ、相手を見極めることにつながります。
相手は私の指輪を「この人、士業なのにこんな指輪して…」と思っています。つまり、感覚が合わない場合が多いです。
「長く一緒に働けるか?」と聞かれると、他の場面でズレが生じる可能性があり、難しいと思います。言い方は悪いですが、ある意味「ふるいにかける」ために重要なのかもしれません。
徐々に始めていけばいい
私の場合はファッションですが、自分のやりたいことを一気にやる必要はないと思います。20年、30年かかっても良いのです。行ったり来たりでも、前進していることは自信につながります。
まずは身の回りのことから「これは自分が好きかな?」と点検して、一個一個考えて、自分のパワーをつけることが大切です。
これを読んでいる皆さんも、一度「私の小さい頃の夢ってなんだっけ?」と思い出して、何がしたいかを考えてみてください。
そして「叶えられるな」という確信に近づいていってほしいです。一気には行かなくとも「近づいている」という感覚が大切です。時には、違う夢を追うこともあるかもしれません。憧れが変わるかもしれませんが、夢を目指して前進している成功体験はパワーとなり、そこから再スタートできるはずです。
自分が何をしたいのか、どんな夢があるのか、今一度問いかけてみることを大切にしてみてくださいね。
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今回は、第20回目のポッドキャストの内容をお送りしました。
このエピソードを音声でお聞きになりたいかたは、ぜひこちらからご視聴ください。
https://www.podchaser.com/podcasts/5705611/episodes/020-208186558
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