ネタコをおこせ♪今回は、ポッドキャストの第16回の様子をブログに綴っていきます。
テーマは「人体実験♪ミスしたときこそ、自分に○○○○してみて・・・の巻き。」です。
前回、前々回と「自分のことを承認する」にあたり、実は自分自身が「丁寧に扱って欲しい」と一番思っていた、という話をしました。
他人に「丁寧に扱って欲しい」と思うからこそ、「実は自分で自分を丁寧に扱って欲しい」「自分が自分が自分を信用しなきゃいけない」という内容でした。
今回の話は、自分を非難する声についてです。つい、自分を責めすぎてしまう人にこそ読んでいただきたい内容です。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
もくじ
優しい、真面目な人ほど自分を責める
間違えたときに「失敗しちゃった」と自分を責めたり、「イライラしちゃった、あの人に悪かったな」と思ったりする人は多いのではないでしょうか。特に、優しくて真面目な人ほど、自分を責めることが多いと思うんです。
反対に、いい加減な人はこういった面において比較的ルーズだと思います。昔の私は、ルーズな人にすごくイライラしていました。
自分が間違えた時は、もっと自分を叱責していました。「お前、絶対、間違えるんじゃないよ」と自分に言ってる感じです。
これは自分に愛が無い行動です。
また、「自分という存在が一つじゃない」ことを、誰も教えてくれませんでした。何人も自分がいるということを、学校の先生も、誰も教えてくれません。
今、私は自分のネタコと、ネタコを取り巻く何人もの自分と、感情という名の自分がいると思っています。ネタコは、自分をわかって欲しいのに、なかなかわかってもらえないから暴れるのです。
そのサインが「感情」であり、イライラするなどさまざまなものがありますが、それは相手が悪いのではなく、全部自分なんだと思っています。
「人を待たせてはいけない」「間違えてはいけない」と思っている人は、結局、本当の自分に対しても同じことを言っています。「絶対間違えないでね」と厳しい視線を向けているのです。
自分だけは自分を責めなくていい
そこで、私は自分に「厳しく言わなくていいよ」と、せめて自分だけは言わなくて良いとはっきりさせました。もし、仕事の現場で間違えてしまったら、絶対に上の人から指摘されます。そして何より、それに輪をかけて自分が自分のことを責めるんです。
だから「自分は自分に優しくしてあげていいです」と。人間、生きていたら間違えることは絶対にあります。わざと間違える人はいません。
真面目な人ほど、自分のことを責めるのです。いつまで経っても失敗を乗り越えられないくらい、自分を責める自分もいます。
そこで、本当の自分とネタコを取り巻く自分と感情と、全て違うことを思い出すのです。
自分で自分の機嫌を取れるように、自分のことを幸せにするには、本当の自分と近い自分がいればいいと思っています。
しかし、厳しい人ほど、自分を突き放しています。どんどん自分から離れていってしまいます。真面目に一生懸命取り組んでいる人ほど、間違えてしまった時は自分で自分に優しくしてあげてほしいです。
これは、私も一回ずつ、一歩一歩、できるようになってから気付いたことなのです。自分の心の中だけの話だからです。
この行動は、自分のことを癒す、愛する、そして認めるということだと思います。
間違えた時こそ、自分を「頑張ったよ」と認めてあげる
もちろん、特に仕事においては、きちんと頑張って取り組むべきです。それでも、間違えることはあります。
そんな時こそ、自分だけは自分に「頑張ったよ」と認めてあげてほしいです。ミスに関して一番反省するのは、自分です。
ミスに関して理解しているからこそ、自分を責める。傷つくのは、周りから指摘されて、怒られる時だけで十分なのです。
だからこそ、指摘されている時に、自分の「頑張ったよ、大丈夫、わかっているから」と言い聞かせることが大切と言えます。
自分が何人もいて、自分が自分を責めることをやめるということです。自分の中に「自分はダメだ」とジャッジする自分がいるはずです。
自分をジャッジする必要はない
自分を自分でジャッジする必要はありません。自分の核になるところを守ることができれば、次から大きな自信となります。
心がざわついても、さらに大きな仕事を任されて、より大きなプレッシャーがかかっても、自分に「大丈夫」と言い聞かせることで、できるようになります。
自分を鼓舞するのも、間違えた時に自分を「大丈夫」と守るのも、自分だけです。自分を責めてばかりでは、ネタコも起きてきません。
ネタコがなかなか起きなければ、ネタコがどこにいるのかもわからなくなってしまいます。つまり、ネタコが迷子になってしまうのです。
ここまでいってしまうと、本当に気持ちが辛くなってしまうはずです。心の中で考えることは、誰にも迷惑をかけることにつながりません。
もちろん、仕事におけるミスは反省するべきですし、対処することも大切です。
しかし、自分に対して「大丈夫だよ」と心で声かけをするのです。これは仕事ではなく、プライベートなことだからです。「自分は自分を守れるから、大丈夫だよ」と、みなさんにも取り組んでみてほしいです。
私たちは外側に理由を見つけることばかりが得意
私たちは、本心から離れること、外側に理由を見つけること、外側を改善しようとすることは得意です。
たとえば、何か失敗したときには「今度はミスらないようにしよう」「今度はうまくやろう」と思いますよね。
とはいえ、このように外側ばかり改善しようとすると、臆病になってしまい、のびのび仕事ができなくなってしまいます。
手が震えてしまう、思ったようにことが運ばない、これは怯えている自分が原因かもしれません。しかし、自分で自分を慰めて、寄り添うことができれば、自分に自信が持てるかもしれません。
自分の本心に「寄り添う」こと、特にマイナスな出来事が起こった時、特にミスをした時に、自分を見てあげることが大切です。
自分をジャッジしない。
人間は自分をジャッジすることが得意というよりは、半ば自動的に行ってしまいますが、これを意識して横に置くことが大切です。
ー-----------------------
今回は、第16回目のポッドキャストの内容をお送りしました。
このエピソードを音声でお聞きになりたいかたは、
ぜひこちらからご視聴ください。
感想もお待ちしております。