004.人体実験♪~幸せになるためにコーチに教わる~ – ネタコをおこせ♪
ネタコをおこせ♪今回はポッドキャストの第四回の様子をブログに綴っていきます。テーマは「幸せになるためにコーチに教わったこと」。コーチに言われて私が感じたこと、気付いたことなどを皆さまにもシェアしたいと思います。
〇嫌なことを100個書き出してみたら・・
秀香)皆様、こんにちは秀香です。
水野)インタビュアーの水野由紀です。秀香さん、4回目もよろしくお願いします。
秀香)お願いします。
水野)ここまでくると随分と秀香さんの真面目さであったりとか、取り組む姿勢が本当に真摯だなというお人柄が伝わってきますが、今回もさらにお話しを深く聞いていきたいと思います。
前回までは色んな人体実験をしてきた中で、ワープ妄想をしてみたり、目に見えるものでなんとかしていこうとノートに夢を書いたり、それから神社に行ったりとか、ショッピングしたりという目に見えることで、いろいろ達成感・高揚感を感じたけれども、やっぱり何かが違うという結果になってしまったというお話でしたね。
でも、そこでめげる秀香さんではありません。次はどんなことにチャレンジをされたんですか?
秀香)本当にありとあらゆることを実験してるなと、未だにそう思うんですが、今度は「あるワーキンググループで自分がしたいことを書きなさい」と言われたエピソードを話しますね。
「自分がしたい事をやり遂げたいことを欲することを書きなさい。でも、なかなかそれはお書きになれないと思うので・・」とそのコーチは言うんですね。なので、まず自分が手放したいこと、自分が辛いと思ってて嫌だなと思うことをまず100個書きなさいと。それを100個書くと、その逆があなたが受け取りたいことだよって教えてもらったんです。
水野)なるほど。嫌な事の方が思いつきそうな気がしますよね。
秀香)はい。
水野)実際、嫌な思いをしてるわけですか?
秀香)そうなんです。
水野)本当に書いてみたんですか?
秀香)100個書きましたよ。
水野)それはわりとすらすら出てくるもんなんですか?
秀香)コツをつかめばできます。言葉の額面しか受け取れてないんだなってことに後で気が付くんですが・・例えばこういうことなんです。
手放したいことを書く時に、右の膝が痛かったので話したいことを“右ひざの痛み”、受け取りたいことを“この痛みからの解放”という風に書いてるわけですね。あとは、手放したいこと“貧乏や不安”、受け取りたいこと“お金持ちや安心”という風に書いてるわけですね。
100個以上自分が嫌なこと、手放したいことをずらずら書くわけです。もう全然成績が上がらないとか。ピンポンをしても誰も出てきてくれないとか。
水野)飛び込み営業のことですね。
〇嫌なことを書き出せば書き出すほど嫌な気分になる
秀香)こんなに苦しんでも全然脂肪が燃えなくて、どんどん体脂肪が増えてるよ、なんてことありますよね。本当に自分が嫌な所ばっかり。もう日焼けしちゃって凄いシミが韓国海苔のように顔にへばりついているとか。そういうことを100個以上書くわけです。真面目だから。でも、どんな気分になるかといったら、すごく嫌な気分になるんですよ。
水野)こんなに嫌な事に囲まれてるんだという事実を目の当たりにするわけですね。
それは反対のことを書いても、やっぱり負のエネルギーの方が強いということですか?
秀香)めちゃくちゃ強いです。
水野)痛みから解放されたいと書いても、痛みのほうが強いからってことですね?
秀香)そうです。本当に脂肪の方が大きい。
水野)泣けてきますけど・・・その話。
秀香)本当に不思議だなと。今ならわかるんですよ。ネガティブな言葉の方が真実に近い、本心なんですね。真髄に近い言葉のエネルギーだから、これでもかと自分を傷つけている感じになるんですよね。
水野)せっかく書いても、基本的に落ち込むことのほうが大きくなってしまっている?
秀香)もううんざりしました。
水野)うんざり!せっかくの時間が。
秀香)自分の嫌いなところばっかり見つけて、ガ―ッと書くんですよ。私のこういう友達に対する態度が嫌いだわとか、あの時こう言う風に言っちゃったわとか、果てはレジで前でもめてる人のことをイライラしてにらんじゃったとかね。そういうことまで書くわけです。
ワァーって自分の嫌なところや手放したいことを・・。
水野)細かいことが出てきますね。
秀香)どんどん出てきます。もう痛いですよね。気分が悪いだけで、前進するわけもなくて。
〇嫌なことの100個書きで泥沼にはまる
水野)それは嫌なことを書いたあとに、プラスのことを書いても、やっぱり前進していかないっていうことなんですね?
秀香)行かないですね。というのはこれ、私の気づきで言うと言葉遊びをしていただけの100個書きだったんですね。言葉遊び、つまりテキスト、文字。この言葉の遊びをしているだけ。
たとえば、赤の反対は黒とか、白の反対は黒とかです。表の反対は裏とかですね。そういう言葉遊びをしてるだけで、このコーチが言ってることは、本当のことは自分の内心・内面を掘り出しなさいということを言ってるんだけど、それができない。
それができないってことが大前提の問題なのに、ただ単に目に見えることとか、自分が嫌だったなって直感で感じたことを、ネガティブなことを全部書き連ねたから、本当に自分のことが嫌になって、嫌いになってうんざりして「本当に嫌だ」って思ってしまった。この100個書きが、泥沼にはまったきっかけになったんですね。
要するに内心や内面の事じゃないから、すごくわかりやすいわけですよ。現象で起きたこととか、痛いとか体の痛みとか。あと目に見えることとか。数字、営業の成績とか。そういう分かりやすいことであって、本当の自分の心の中じゃないんですよね。
分かりやすい言葉を出して「その裏、反対の言葉を受け取りたいことだよね」ってただやっていただけだから。
水野)ただルールに従って嫌なこと、やりたいこと、こうなりたいことを書いていただけだったんですね。
秀香)だから前に進まないんですよ。
水野)本心で嫌なことに目を向けるのはちょっと難しい気がします。
秀香)そうですね。今なら私はわかるんですけど、これやっている時は気がつかなかったんですね。
水野)私も今、秀香さんの話を聞いて、あれ?って思ったんですが。どういう手法を取れば、そこに手が届くんですか?
秀香)このコーチも「自分が手放したいこと」という言い方で教えてくださってると思うんですよ。だけど私の中ではそれがちゃんと理解ができてなくて、どうしていいかが分からなかったんです。そしてやっと、”内心とか内面は、先ほど水野さんがおっしゃったように”めちゃくちゃ分かりにくい”っていうことだけは分かったんです。
〇自分自身のことはとてもわかりにくい
水野)その気づきが大事だったってことですか?
秀香)めちゃくちゃ後になって気がつきましたけど、とても大事だったなと思いますね。
言葉遊び、言葉に寄りかかってたという自分が、そうじゃないんだと。だからいろんな先生の教えを請うたり、本を読んだりしましたけど、結局のところ私自身が言葉に依存していたんですよ。依存が解けなければ、その先生のおっしゃることが、本当の意味での伝わり方が、届かなかったと。
水野)でもきっと、100個書きの、ちょっと間違ってたかもしれない工程を経たからこそ、そこに行き着くことができたということもありますよね。私も今この話を聞かせてもらって、ものすごく短時間で気づきがいただけたので、ちょっと得しちゃったなあと思います。ありがとうございます。
秀香)とんでもございません。
水野)話が進んでいくと、目に見える、わかりやすいことの100個ではなくて、自分の内面の手放したい事がわかっていくようになっていくのですか?
秀香)それをこれからずっと探求していくわけです。やり方、手段ツールはわからないんだけど、自分は「全然自分自身のことをわかってないな」ってことはわかったんですね。それさえ分かれば、ちょっと自分を幸せにすることや、自分で自分の機嫌を取ることはできるかもしれないって思い出したわけですね。
水野)本質はここじゃないんだよとわかることで安心は得られますよね。一つひとつお話しを伺っていくと、失敗だなって思っても、全て無駄にならないのが、人体実験の興味深いところでありますよね。
秀香)良かったです。失敗は成功の母として。
水野)本当にその言葉が身にしみるなって思います。私は本当に得をしているなって。
秀香)失敗に負けない感じですね。
水野)秀香さんのお話をまだまだお伺いしたいところですが、今日はそろそろお時間ということで、ここまでとさせていただきます。この続きはまた次回ということで、皆さん楽しみにお待ちください。ありがとうございました。
今回は、第四回目のポッドキャストをお送りしました。このエピソードを音声でお聞きになりたいかたは、ぜひこちらからご視聴ください。感想もお待ちしております。